高井さんがまだ寝てる中、僕は荷物をまとめてユースを出発。交通接続が悪く、かなり早く出なければならなかった。
札幌駅から電車。苫小牧へ。もう、こうして移動するのももう最後。旅の途中、車内から見たいろんな風景を思い出してちょっとしんみり。
苫小牧駅。すぐにバスに乗ってフェリーターミナルへ。おもいっきり快晴!使命も無事に達成し、天気同様、晴れ晴れした気分だ。この前は夜に到着したので苫小牧の風景が全く分からなかったが、工業の街だけあってたくさんの煙突から煙がもくもく。
苫小牧港。帰りは飛行機かと思っていたが、揺られながらゆっくり旅のことを振り返りながら帰るのもいいか。フェリーへの乗船、ゆったり構えていたら乗り遅れそうになり、乗船通路を走る羽目に。乗船階段が取り外される直前。我ながら、最後まで慌ただしい旅だ。
そして、フェリー出航!陸がだんだん遠ざかっていく。こうした風景を何度見たことか。2月の出発の最初のフェリーを思い出す。懐かしい。あの希望と不安が入り交じった気持ち。いや、不安が8割方だったか%%%。同じように遠くまで広がる海原と離れゆく陸地を見てるけど、あれから10ヶ月。楽しいことも辛いことも、本当にいろんなことがあった。
澄み渡った青空の下、フェリーのスピードはあがっていく。さらば北海道、また来るよ!さらばバイトの旅、もう絶対しないよ!しばらく甲板の上に立って、遠ざかっていく大地を眺めていた。でも、ものすごく寒かった。
フェリー内。毎度、フェリーに乗るとわくわくして、船内をくまなく見て回っていた。今日も。ロビーや食堂、自分とは関係ないが、特等室もちょっと覗く。フェリーって必ずゲームコーナーがある。この船は、広い開放スペースもあって快適だ。でも、使えるコンセントがそこにしかなく、まだ日記を書かなければならない僕には、ちょっと不自由。
二等船室に戻り、弁当を食べてちょっと横になってたら寝てしまった。3時間。昨日も、あんまり寝てなかったしな。ちょっとのんびり。再び甲板へ。海を眺めながら旅であった出来事を振り返ろうと思っていたのだが、寒くてそれどころではなかった。風がものすごく強い。ちょっと曇ってきたし。でも、船に乗ると、与那国から那覇まで乗せてもらった貨物船「協栄丸」のことを思い出す。船員さん達、元気してるかな?
あまり、外にはいられなかったが、船上の夕焼けはきれい。センチメンタル。
フェリー内の食事は高いので、ターミナルで弁当を買ってきたが足らず、カップラーメンを購入。もう、お金が無いので無理な出費は出来ない。最後までチープな食事。
久しぶりにフェリー内の風呂に入る。水面が揺れて面白かった。旅の途中、持病の腰と、重い荷物を持っている右肩が常に凝っていた。帰ったらマッサージ行きたい。
夜、横になりながら、初めて本格的に旅を振りかえった。本当に俺、沖縄から北海道まで旅したんだよな。途中、何度もくじけそうになったり、愚痴をこぼしたりしながらも、とにかくゴール出来たな。たくさんの人にであったり、お世話になったりしたな。いろんな仕事場、見させてもらったよな。寂しかったり、疲れたり、思い通りにいかないことなど、大変なことや辛いことが多かったけど、普通じゃ出来ない楽しい経験もたくさんさせてもらったな%%%。やっと、"ゴールした"という実感が少しずつ出てきた。改めて、旅の中で出会った人たちに感謝。
お世話になった方々に、年賀状でゴールを報告しようと思っているのだが、まだ全く準備していない。帰ったら急いで準備しないと。でも、元旦にはおそらく届けられません。ちょっと遅れますが、みなさん、ご勘弁を。それに、ちょっと日記や作業も残っている。これが、イマイチ、ゴールの実感が湧いてこない原因の一つかも。
今は、こうして日記を書いている。明日は、東京・そして「フロムエー編集部」へゴールだ!きっと、東京に帰ったら、もっとゴールの実感が湧くんだろうな。明日は祝勝会を開いてくれるらしいし。みんな、どんな風に出迎えてくれるかな。期待と不安が入り交じっている。いや、不安が8割方か%%%。
明日は6時半にフェリーが到着。それで東京に移動すれば、本当に旅も終わりだ。今、こうして考えてると、ほんのほんのほんのちょっとだけ寂しい気も。でも、そんなこと書くと、またどこかに連れてかれそうで恐い。
今日はもうちょっと日記かいて、ゆっくり寝よう。
