残金が499円で、これでは帰れない!と思った僕に、一筋の光。滋賀・BSCで"ゴール達成祝賀金"を渡されていたのを思い出した!中を見ると5000円!やった!これでなんとか餓死せずに帰れる!お金のありがたみを更に実感。ますます全国のみなさんへ感謝!そして、途中でこの封筒を開けなかった自分にも感謝。
"寒い、寒い"と思って、急いで福沢の車に乗り込んだが、"最北端の地"の光景を強く目に焼き付けておこうと思い、何度も後ろを振り返った。遠ざかる宗谷岬。ちょっと寂しかった。
宗谷岬でスワンが浮かんでいたり、帰りの交通費の替わりにシベリア鉄道の乗車券を渡されるのではと、ちょっと心配していたが、それはなくてよかった。
車は稚内駅へ。まだ僕はちょっと放心状態。なんだか、まだ強い実感が出てこない。不思議。やっぱり、東京に帰ってからかなぁ。
稚内市街。みんなでご飯を食べようということになり、車であちこちを見て回ったが、中途半端な時間で全然店が開いておらず。結局、駅前の食堂で。でも、カニやら魚やら海の幸が豊富で、思ったより全然美味しかった。もちろん(?)おごってもらった。ごちそうさまでした。
斎藤さんと高井さんと僕は、特急で札幌へ。福沢とは稚内駅でお別れ。今日は本当にありがとう。稚内から札幌へは、最速の特急でも5時間。多分、僕も旅の中でこんなに長い移動はなかったように思う。寝ようと思ったがなかなか寝れず、車内販売のビールで宴会。駅前で売っていたカニを買ってくればよかったと、みんなで後悔。旅での出来事や、今後の僕のことをちょっと話した。正直、まだきちんと考えていない。ちょっとだけゆっくりしてから考えようと思っている。
最初はガラガラの電車だったが、名寄や旭川でちょっと混んだ。ようやく札幌到着。その後、近くの飲み屋でもう一度ご馳走に。お店で飲んでいたら、やっぱり、終わったという安堵感が強まってきた。
斎藤さんは駅近くのビジネスホテルに。明日、朝一番の飛行機で東京へ戻るらしい。高井さんも、僕のゴールを見るためだけに稚内まで来てくれた。本当にありがとうございました。僕はお金が無いので、この前までいたYHに。高井さんも一度泊まってみたいということで、YHへ。
明日、僕は苫小牧からのフェリー、大洗経由で東京へ帰る。10ヶ月に渡る旅も、本当の意味で終止符が打たれる。
