今日は、"バイト国盗り物語"、とうとう最後のバイト!47県、本当にバイトで制覇!後は宗谷岬にゴールするだけだ!
6時前、名寄の福沢家を出発。最初、寒さのあまりエンジンがかからず。名寄駅の温度計を見たら%%%、O2E=23.5℃!!全面凍結。恐い。でも、北海道の道は広くて真っ直ぐ。2時間半の道のりで信号に止められたのはたったの一回!幌延町。大きな看板。"北緯45度通過点"!幌延町は、北半球のど真ん中に位置する町!
8時半、「トナカイ観光牧場」到着。大平原の雪の中、トナカイが動いている!初めて見た。感動!僕は意識したくないが、明日はクリスマスイブ。クリスマスにはサンタ、サンタにはトナカイ。今日は"トナカイホワイトフェスタ"というイベント。トナカイと楽しく遊べる。
スタッフ、ボランティアが大勢集合。地域で盛り上げ。バイトのお願いをした藤井さん。僕の格好を見て、「北海道の寒さをなめるな」と警告された。
まずは定番の雪かき。牧場の説明。まだ2周年。地元の農家さんが10年前、食肉用にフィンランドからトナカイを連れてきた。それを観光に生かそうと始まったのがこの施設。今はトナカイが80頭。観光客は夏に多いが、やっぱりトナカイは冬が元気。スノーモービルで雪面を固めて"トナカイそり"のコース作り。僕も乗っけてもらった。楽しい。
トナカイの子供は白い毛。柵の側まで寄ってきた。人なつっこい。イメージ通り、とても気のやさしい動物。9時開館。子供連れのお客さんが多い。トナカイを観察したり、振る舞いの手打ちそば。売店には人形やトナカイの肉も!もちろん、ここのトナカイの肉ではない。
11時、僕はサンタの格好で"トナカイそり"の手伝い。今日は無料!お客さん長蛇の列。訓練された2頭のトナカイ。もちろんサンタが手綱を持って乗る。後ろにお客さん。
でも、今日のトナカイは機嫌が悪かったらしく、一頭は止めてるのに勝手に動き出し、もう一頭はなかなか動かない。仕方なく、サンタがトナカイを引っ張る。奇妙な光景。それに、厩舎の近くにいくとコースをそれて帰ろうとする。でもトナカイは力持ち。大人3人が乗っても大丈夫。
僕も乗った。最初は順調に歩いてくれたが、やはり途中から動かない。やっぱり僕もトナカイを引くことに。サンタ苦労す(サンタクロース)。結局、最後まで引っ張り続けた。これが本当のサンタなら、プレゼントを配り終えることはできないだろう。でも、新鮮ですごく楽しかった。トナカイは本当に優しい動物。お客さんも大満足。
サンタとトナカイとの記念撮影。ロッジの前で一緒に立つ。撮った写真はクリスマスカードにしてプレゼント。僕も立ったが、トナカイが動きたがるので押さえるのに大変だった。
午後も"トナカイそり"。同じ2頭。おとなしい方はやはり動かない。また僕が引っ張る。40分くらい歩きつづけた。しかも、雪がものすごい降りになってきて、コースにも積もる。普通のスニーカーの僕には辛い。確かに北海道の寒さをナメていた。途中から諦めたようで、大人しく歩いていたが、良く見たら、白目を剥いてハァハァ言いながら歩いていた。トナカイ君、お疲れ様。
それ以外にも"トナカイのツノ輪投げ"や"トナカイ○×クイズ"、スノーモービル乗車などイベントは大盛況。イベント以外でも、サンタは子供に手を振ったり握手したり。人気者はつらい。
サンタから良い子へのプレゼント。キャンディーの入った袋を子供に手渡し。明日のイブは本当のサンタさんからすごいプレゼントをもらってね。余ったので、僕も10袋ほどもらった。良い子×10。
雪が最強の降りになってきて、スニーカーでは限界。30cmほど積もった。靴下まで濡れてきて、足元氷点下。寒さに震えるサンタ。体力を消耗。
最後に打ち上げ花火。そのはかない閃光は、僕の「バイト国盗り」にも終わりを告げている様だった。最後のお給料を頂いた!ありがとうございます!トナカイもありがとう!僕は片づけの最中、ボランティアの送迎バスで駅まで。本当に最後のバイトが終了!明後日に宗谷岬でゴール!稚内まで電車で移動。こうして移動するのももう最後。ちょっと感慨深かった。
日本最北端の稚内駅。最南端の鹿児島・指宿駅から3134.8kmの表示。俺はそれ以上の距離を移動してきたんだ!そう思うと、自分でもすごいと思った。YHが貸し切り。駅近くに「さいはて」という名の旅館。確かに「さいはて」だけど。値段も安く、その強烈なネーミングに惹かれて決めた。
お金にまだ余裕があったので、自分で自分を祝福しようと料亭で"うに丼"を食べた。自分のお金でこんなご馳走を食べたのは初めて。うまかった、というより、なぜかほっとした。
後は、日本最北端の地・宗谷岬にゴールするのみ!でも、なんかまだ実感が薄い。それは、明日がクリスマスイブだから。忘れようとしても、頭に浮んでくる。一人で過ごすのやっぱり寂しいな。もっと早くゴールできると思ってたのに。自業自得だから仕方ないけど。寂しい夜になりそうだ。でも、全てのバイトが終わったことに心からホッ。