昨晩、僕が午前1時半に到着してしまったため、常務は"会社兼社長宅"のソファーで休むことに。僕も布団を敷いていただいて就寝。
7時半起床。「ニュー八」は仕出弁当を初めとした飲食業の会社。専務から、今、下で作っているお弁当を頂いて朝食。なんと、専務は僕に起こされたため、そのまま眠らずじまいだった!本当にごめんなさい%%%。
仕出弁当屋さんは朝が早い。作ったお弁当を、お昼までに配達しないといけないから。早朝組は朝4時から仕事!専務も毎朝4時前から!すでに20人くらいの従業員さんがお弁当を作っていた。8時、朝礼。社長や専務の一言の後、僕も紹介してもらった。そして、全員で"社是"を唱和。スローガンは"外食天国の実現"。
作業再開。ベルトコンベアに容器を流し、両側に立った従業員が、準備された食材を詰めていく。流れ作業。すごく忙しそう。これまで、多くの職場で仕出弁当を頂いてきたが、こんな風に作られてるとは知らなかった。専務はみんなを叱咤激励。味もチェック!ものすごく厳しい!最後に常務が完成したお弁当に蓋を閉めて箱に詰める。僕はそのお手伝い。箱を運んで台車に積む。速いので、一品おかずが抜けちゃったりしたものは入れ直し。
奥の調理場では、別の食材の料理が続く。仕出弁当も、値段に応じて数種類。お弁当の種類が替わるごとに、コンベアの食材を入れ替える。全部で、毎日3000食も作っている!お鍋も巨大!
同時に配達の準備。いくつかの配送ルートがあり、それぞれにお弁当を車に積む。配送スタッフも20名位。この時期、道路が凍結していて危険。積む時も足が滑りそうになった。そして、積み終えたものから出発。遠いところには7時ごろから。
「ニュー八」は、昭和39年にお寿司屋さんから始まった飲食業の会社。給食弁当に力を注ぎはじめたのは、ここ数年。他にも、回転寿司や学校食堂・惣菜屋などを経営。青森の特産をふんだんに織り交ぜたオリジナル弁当も。そのうちの一つ、"菊ずし"は、今や八戸を代表する一品!八戸特産の食用菊を酢飯に混ぜ、これまた名産のウニ・イカ・ホタテなどの食材を押し寿司にしたもの。世界の食品コンクール"モンドセレクション"で三年連続金賞を受賞!その他にも多くの賞に輝いている。
その他にも、新しい商品を次々に考案。ウニ・あわびが入った豪華なお吸い物で、八戸名物の"いちご煮"を缶詰に。これまた"モンドセレクション"二年連続金賞。"いちご煮"とは、入っているウニが野イチゴのように見えることから。また、その"いちご煮"をお弁当に入れた"いちご煮弁当"や、国の重要無形民族文化財で、八戸の芸能である"えんぶり"をモチーフにした"えんぶり弁当"など。
そして現在、更に新たなお弁当を発売。その名も"りんごのかくれんぼ"。りんごは言わずと知れた青森名産。僕の長野でも名産だけどね。りんごの形をした容器に、ウニ・ホタテ・あわびなどの高級食材を乗せたお弁当。そして、その下の板をめくると、中にカットりんごが!食後にデザートでりんごを食べれるとは素敵!NHKにも取り上げられ、味も趣向も、かの"横川・釜飯弁当"を超えているとの評判!他にも新商品を検討!
そんな「ニュー八」のお弁当だが、現在、駅では売られておらず、近くの物産館で。別の企業がいて新規参入が難しいため。こんなところにも規制や既得権益。ただ、来年末、八戸には新幹線が開通。その機に、駅弁としての売出しに期待!それに、お弁当の評判は既にNO.1だ。
そんな中、工場ではどんどんお弁当が作られていた。何とか時間に間に合った。でも、今日はこれでも暇な方らしい!
専務と常務に連れられて外出。行き先は「ニュー八」の新工場!更なる売り上げ増を見越して、駅の近くに建築。今は工場が2ヶ所あるが、それを統合。そして、移動は今週末!そんな慌ただしい時に来ちゃってごめんなさい。でも、新工場は広々していて、作業の効率化も計算して設計。多くの会社が投資を控えてる中、アグレッシブな経営。でも、それは"モノ"に自信があるからだ。
帰りに、「ニュー八」経営の回転寿司「八鮨」で昼食。ウニやらトロやら豪華なものばかり頂いた。そして"いちご煮"も。だしが効いていて美味しい!食事中も専務はお店のチェック。従業員に注意。商品への厳しさを感じた。
現在の「ニュー八」は、奥さんである専務と長男の常務が一線で運営。先ほどの新商品も専務のアイデアから。女性ならではの感性が商品にも反映。それがウケている。すごいアイデアウーマン。常務が各方面への営業。常務は以前、東京でいろんなお仕事をしていた時期があり、なんと、あの「プラザ・エンタープライズ」、上野「GOKU」でも働いていたことが判明!しかもマネージャー!僕がお世話になった竹内さんのことをご存知だった。あの仕事を1年間やっていたとは、すごい%%%。
午後、工場では既に明日の食材の下準備。今からやらないと間に合わない!また、事務所では新商品の検討。専務の趣味でもある和歌を外装に記し、青森県の各地域の名物を入れた"みちのく旅紀行弁当"。上品なお弁当だ。今、その和歌を先生に作ってもらっている。
休憩しながら専務のお話を伺った。専務はとてもエネルギッシュで、地域のために様々な働きかけも。銅像を寄贈したり、青森・南部地方の"ブランド"を作るプロジェクトの中心人物としても活躍。そのプロジェクトでリクルートとの関係があり、僕は紹介してもらった。全国に視察や公演にも呼ばれる毎日。その他にも八戸の経済事情や今後の事業展開など。八戸、新幹線が来るのに新駅舎には5軒しかお店が出来ないらしい。もったいない。話を聞いてたらあっという間に時間が経ち、午後はほとんど仕事せず。最後にちょっと、お弁当の容器を片づけるのを手伝った。5時にて終了。
僕には50代にしか見えなかったが、実は、今日は専務の68回目のお誕生日!若い!外見だけでなく中身も!専務が掲げる目標は、年商100億!でも、可能性を感じさせるだけのバイタリティーだ。夜、誕生日パーティーに混ぜてもらった。すごいタイミングに来たものだ。ケーキや手巻き寿司を頂いた。おめでとうございます!そして、ごちそうさまでした。金三はお孫さんに大人気!水を入れ替えてもらった。ありがとう。金三も嬉しそうだった。
