今日は索道部でバイト。"索道"とは、いわゆる「リフト」のこと。役所言葉では"鉄道"などと一緒の類でこういう呼び方をするらしい。
「安比高原スキー場」は4つのゲレンデからなり、トップシーズン(15日〜)前の"初滑り期間"は、セントラルゲレンデの一部がオープン。その中で最も長い、"安比ゴンドラ"の建物内に索道部事務所。
外は大雪!風も強い!当然だが寒い!8時前に出勤。僕もみなさんと同じスキーウェア(?)をお借りした。主任の高橋さんから手袋も。
今は3本のリフトと1本のゴンドラが稼動。僕はそのまま"安比ゴンドラ"で仕事。準備。ゴンドラは、毎日、営業終了後に下の乗り場にしまっている。まずはそれを出す。コンピューター管理。パネルを操作しながら、少しずつゴンドラを動かす。曲がり角で詰まらないように気を付けながら、等間隔に配置。トップシーズンは全てのゴンドラを出すが、今はちょっと少な目。一つ一つの間隔はその分長めに。それもコンピューターで管理。しばらくこの作業。
僕はすることがなく、眺めながらゴンドラの仕組みについて教えてもらった。滑車の周りに仕掛けがあって、等間隔を保つように良く考えられている。感心。
ようやく、ゴンドラが全体に行き届いた。だが、そこで終わらない。ワイヤーに多少のズレがあるとかで、みなさんは滑車の上に登って調整。安全を守るため、ほんのわずかなズレも見逃さない。雪はますます強くなり、容赦なくふきつける。僕は下から応援するしかなかった。
数名の作業員は上の降り場へ。営業開始。速攻、お客さんがやってきた。このゴンドラは人気。山のてっぺん、標高1,305mまで登る。僕らは下で2ポジションを4人で。15分ずつで30分休憩。
一つのポジションは、乗り場の階段前でチケット確認。お客さんは板を外して担いで登る。僕は腕に巻かれたり首からぶら下げたチケットを確認。それにしても寒い。なんていっても風が強い!ここの雪は本当に"パウダースノー"なので、風で巻き上がり、横からだけでなく下からも吹き付ける。なのに、雪はますます強く。寒い。痛い。辛い。でも、チケットはしっかり確認!
もう一つは乗り場。お客さんが安全に乗れるか確認。8人乗り。"グループ乗車列"と"相乗り乗車列"があり、空席があれば"相乗り乗車列"から1,2人を乗せる。少しでもスムーズに進むように。まだトップシーズンではないので、そこまで神経質にはやらなかったが、これからの時期、混んでる時はご協力を。ボードは中に持ち込むが、スキー板は外のラックへ。戸惑うお客さんのお手伝い。また、スノーブレードや子供用の板で不安定なのは、危険なので中に持ってもらったり。また、ボード客の数を"日本野鳥の会"方式でカウント。
今の時期はそれほど混まないので余裕を持って仕事。だけど、寒さは相変わらずきつい。僕が震えていると、お一人が"ホッカイロ"を背中に貼ってくれた。暖かい。そのお気遣いも暖かい。だけど、貼ってくれた人は、ウェアーの下はシャツ+1枚!鉄人。
働いてるほとんどの人は近くの農家さん。畑の農閑期にこうしてスキー場で勤務。皆さんは、お弁当を持って来てたが、僕は抜けて従食で昼食。ここの従食はご飯などが食べ放題。アルバイターには有り難い。食いだめしとこう。
午後、ゴンドラで上へ。景色は最高!のはずなのだが、大雪で何も見えず。前のゴンドラさえ見えない%%%。12分ほどで到着。上からの景色は、やはり雪と雲で何も見えず。トップシーズンからは迂回路もあるが、今は上級者コースのみ。確かに急みたいだ。下も先も見えないので、長野育ちの僕もちょっと恐い。みなさんは実力に合ったコース選択を。
上は2人で作業。一人は事務所内でコンピュータによる監視。もう一人は、降り場でお客さんの安全な降車とゴンドラ内の掃除。僕もお手伝い。ゴンドラに残った雪は、そのままでは凍ってしまうためトンボでかき出す。だけど、時々、ゴミを残していく輩がいて非常にむかつく。鼻をかんだティッシュとか。それぐらい自分で捨てろ。
ちょっとだけ手伝って再び下へ。さっきよりは晴れ、ゲレンデやホテルが見えた。こんなに高かったとは。ゴンドラって下りに乗るとちょっと恐い。
3時から「APPI温泉パティオ」へ。エリア内に温泉施設。滑った後の温泉は最高!僕はフロントのお手伝い。僕が旅の中で使っている"健康ランド"方式で、靴の鍵を預かってロッカーのリストバンドを手渡す。中にはコンビニも。
一時間おきに検温。付き添って中を見学。広々。特にサウナ!本当に広くてゆったり!ただ、お客さんがいたので写真はNG。替わりに露天風呂を撮ったらお客さんにびっくりされた。でも、喜んでいた。
ゲレンデは4時半CLOSE。すると入浴客がどんどん。ホテルの宿泊客も。結構、忙しい。それに、ここは夜の11時まで営業。でも、僕は6時であがり。ごめんね。帰る前、ソフトクリームを頂いた。っていうか、自分で勝手に作った。ここのソフトクリームは大人気!ここの牧場でとれた生乳から作ったもの。味が濃い!風呂上がりに食ったらうまいだろうな。
索道部事務所に戻り、タイムカードを押して終了!スキーセンターの事務所へ。谷村さんに終了報告。時刻表を借りて、明日の移動スケジュールを立てる。そして、明日、出発前に僕も滑らせてもらうことに!レンタルとチケットの手続きをしてもらった!ありがたい!明日は旅を忘れて、思う存分滑るぞ!
早速、ホテルのレンタルカウンターに行ってセットしてもらった。これで、明日はすぐに滑れるぜ!
その後、「APPI温泉パティオ」に行って、僕も温泉に入れてもらった。いや〜、最高、最高。特に露天風呂。体は温泉に浸かり、頭は氷点下。多分健康的。
寝る前、同じ"フラット3"でホテルレンタルの福長さん達と、一緒に酒を酌み交わした。"バイト国盗りファイル"を見せると、とても興味を持ってくれ、しきりに羨ましがっていた。でも僕は、こんなゲレンデで、仕事の合間に思う存分滑れるあなた達が羨ましい。いいなぁ、こういう生活も。仲間もたくさん出来るだろうし。まあ、明日は僕も思いっきり滑るとしよう。