朝、カプセルホテル前まで「岩手ホテル&リゾート」の孤崎さんが迎えに来てくれた。「安比高原」はそちらの運営。
車で「安比高原」へ。見える山々のてっぺんは全部白い。岩手山も望めた。小一時間で到着。ペンション村を通って中へ。建物の色に統一感。安比高原はスキー場・ホテル・ペンションなど、全ての建物を統一プロデュース。全国有数のリゾートだ。
事務所へ。滞在中、お世話になる谷村さん。打ち合わせ。とりあえず、泊めてもらう寮に向かった。安比高原は、首都圏などからスキーシーズンのリゾートバイトを最盛期で300人も雇用するため、寮も完全完備。その一室を貸してもらうことに。また、話の中で、明後日、ここを発つ前に僕もすべらせてもらえることに!
今日は1時から、スキー・ボードレンタルでバイト。まだ時間があったので、孤崎さんに施設内を案内してもらった。とんでもなくでっかい施設だ。「安比高原」のシンボルでもあるイエローのタワーがある「ホテル安比グランド」には豪華な客室の他、スポーツジム・温水プールも完備。温水プールから眺める白一色のゲレンデは不思議な眺めだ。他にも数棟の豪華ホテルに温泉施設。冬でなくとも、牧場やゴルフ場で楽しめる、オールシーズンリゾート。
そしてメインのスキー場施設は、コース総延長46.8km、全20基のリフト群、全長100mのハーフパイプなど、とても一日、二日で遊びきれない広大さ!ただ、フルオープンは15日からなので、今は一部のコースで営業。でも、十分楽しめる広さで雪も十分。
1時。"安比プラザ"内のレンタルカウンターへ。中途半端な時間で、僕が行った時は結構空いていた。でも、午前中はかなり忙しかったよう。スタッフの多くは、やはりシーズンバイトの人たち。簡単な業務を教えてもらい、僕も加わる。板を借りていく場合は、ブーツに合わせて金具の調節。僕には良く分からないので、主に返却担当。時折、帰ってくるお客さんから伝票の控えと返ってくる器具を受け取り、元の位置へ。雪は払って。ブーツは紐を縛って乾燥機で乾かす。
通常のレンタル用品以外に、今シーズン最新モデルを試すことが出来るデモセンターも。たくさんの板や用具が揃っている。裏では希望に応じて、板のチューンアップも。
午前中は晴れていたが、午後から大雪。風も強くなってきた。12月中は主にこうした天気らしい。でも、今はもっと積もってもらわないと。まだシーズン初めだが、この辺りで最もメジャーなゲレンデなので、お客さんも結構やって来ていた。楽しそうだ。特に全長2820mの安比ゴンドラは人気。今日は、何か大会も行なわれていたみたい。
途中から、僕はスキー板のワックス剥ぎ。今春のシーズンオフに板にかけたワックスを薄く剥ぐ。固定台に置いて、プラスチックの板の様な物で一枚一枚。膨大な量。トップシーズンにむけて、準備していかないといけない。
4時くらいでレンタルカウンターを離れ、別の現場へ。次は「ホテル安比グランド」内のレンタルカウンター。こちらは、主に宿泊客対象のレンタル。さっきのレンタルは5時で閉まってしまうが、こちらは夜9時まで営業。宅配便の受付も。
でも、まだこの時期、ゲレンデは5時で閉まってしまうので、それほどレンタルの仕事はない。僕は裏で、今シーズンの新しい板のワックス塗り。さっきは剥いでいたのに%%%。アイロンでワックスを溶かし、板の裏に塗りつける。均等になるように丁寧に。でも、やっぱり後で剥ぐからそんなに神経質にやらなくても良かったらしい。黙々とアイロンをかける。途中、抜けて従業員食堂で夕食を食べたり。
新しい板が間違って届いたとかで、さっきのレンタルカウンターに取りに向かう。外の車に積み込んで運んだが、暴風雪。寒い。寒すぎる。ゲレンデだから当たり前か。倉庫に積み込んで完了。その後は9時のCLOSEまで、ひたすらワックスがけ。
9時になり営業終了。そこのスタッフの皆さんと寮へ戻る。僕と同じ「フラット3」に泊まっている人が多く、一緒に風呂に入った。寒く冷えた体にはお風呂が一番。
やっぱり、スタッフの多くは"スキーがしたい""ボードがしたい"と、冬シーズン住み込みのリゾートアルバイター。だけど、中には安比高原が気に入って、一年中いる、という人も。夏は夏で、ゴルフ場や他の観光などで仕事はある。部屋もちょっと覗いたが、完全に普通の個人部屋のようになっていた。
明日はリフト係のアルバイト。ちなみに、リフトは正式には"索道"というらしい。今日は室内だったから暖かくて良かったけど、明日は外の仕事だ。きっと寒いんだろうな。当たり前だけど。
ちなみに、僕が泊めてもらっている寮"フラット3"の名は、サッカーのディフェンスシステムのことではない。