秋田もやっぱりお酒は有名。「秋田清酒」の専務さんから「午後に迎えにくる」と連絡があり、午前中は部屋で日記を書いて過ごした。
お昼過ぎ。伊藤専務が車で到着。仕事の前に昼食に連れていってもらった。なんと、一週間ほど関西に出張に行っていて、今朝帰ってきたばかり。まだ僕の旅の内容が良く伝わってなかったため、編集部から届いた「営業ファイル」を初めて活用。
伊藤さんのお宅は、明治から続く酒蔵。伊藤さんの親戚筋が「出羽鶴酒造」「刈穂酒造」「京野酒造店」という3つの酒蔵を経営。昭和47年、当時の合理化の流れに乗って、3社の出資でその出荷・ラインを統合し、瓶詰め・営業・販売を一括して行なう「秋田清酒」が設立された。3銘柄の同時出荷が可能になり、合理化の起業模範として中小企業庁長官から表彰もされた。更に、各々の酒蔵は、"全国新酒鑑評会"で何度も金賞を受賞する実力蔵。僕は今日の午後は「秋田清酒」、明日は醸造元の一つ「刈穂酒造」でお世話になることに。
早速、「秋田清酒」の工場へ。専務さんから社員の方々に紹介していただき、事務所で待機。ジャンパーや前掛けなど一式を貸していただいて仕事場へ。
今はお歳暮シーズン。酒造会社も今からが一番忙しい。製造は年明けが最盛期。倉庫の一つに入ると、社員の方がお歳暮の包装作業に追われていた。僕もお手伝い。ある会社から頼まれたもの。お酒を2本、ケースに入れた後、包装して"のし"をまく。中身は純米酒の「夢小町」とにごり酒の「ぬぐだ丸」。「ぬぐだ丸」は今、人気のお酒。
80個ほどを今日中に終わらせなければならず、何人かでひたすら包装。そう言えば、包装も旅の中でちょっと慣れた。これが役に立つかは分からないけど。
瓶詰め工場も見学。3つの銘柄の瓶詰めをしているので大きな設備。何人かの従業員が各工程で働いていた。同時に表の方では出荷作業。トラックにお酒を積み込んでいた。
僕はひたすら包装。珍しいお酒を見せてもらった。"古代米"を用いたお酒。"古代米"は紫色なので、お酒も紫色!そういえば宮崎県で食べさせてもらった記憶が。この他にも、数え切れない種類のお酒。
ようやくお歳暮の包装が終わり、僕らも瓶詰め工場の方へ。そこで、再び一升瓶の包装。専用の紙袋に入れ、口を輪ゴムで縛る。これまた膨大な数。5人くらいでひたすら。一升瓶は重いので、割らないように注意しながら。
もう、夕方になると本当に寒い。白い息を吐きながらの作業。瓶詰め・出荷もどんどん進む。5時前、包装が終了。瓶詰めも終了。専務さんがお忙しく、6時過ぎに社員の方がホテルまで送ってくれることになったので、ちょっと残業。さっきの「ぬぐだ丸」の箱詰めをしていると、社員の方が一升瓶に直接、包装紙を包む方法を教えてくれた。円いのでやりにくいが、うまくやると丈夫に包める。特技になるかも。
まだ皆さんは「ぬぐだ丸」の箱詰めをしていたが、6時になったので僕は終了。ホテルまで送り届けてもらった。
主に包装だけで一日が終了。だけど、明日は「刈穂酒造」の酒蔵に行き、蔵人さんのお手伝いをさせてもらう予定。鹿児島で焼酎・新潟でも日本酒の会社で働かせてもらい、大体様子は分かってきたが、同じ業種でも色々見ると感じることも違うだろう。まだお酒のことも良く分かってないし。
今日は疲れるはずも無いのだが、横になったら寝てしまい、さっき起きた。で、書いている。
