昨晩、早朝6時のフェリーに乗らなければならないというプレッシャーから、あまり眠れず。この時間はバスも走ってないので、港まで歩かないといけないし。5時前に荷物をまとめて歩き出した。ほぼ不眠。
やっと新潟港。船に乗り込む。もちろん、一番料金の安いカーフェリーの2等。6時。まだ夜が明けないうちに出航。佐渡島へと向かう。
久々のフェリー。明るくなって海が見えてきた。船に乗ると"旅"をしているという実感。海を眺めながら沖縄の頃を思い出す。9ヶ月間、長かったなぁ。あの頃は希望とやる気に満ち溢れていたなぁ%%%。あれからもう40県も回ったんだ。残すは7県、もう少しだ。
久々の船旅に心が洗われ、8:20、佐渡島・両津港に到着。土産店が並ぶ。意外と街だ。両津"市"だし。佐渡島に"市"があるとは知らなかった。"離島"というイメージがあったが、佐渡島は沖縄本島に次ぐ大きさの島らしい。慌てて10分後のバスに。「尾畑酒造」があるのは真野町。島の反対側。バスから眺める景色は、本島の田舎とあまり変わりは無かった。
真野町到着。「アルコール共和国」という文字が目に入った。町をあげてお酒のPRをしているらしい。
「真野鶴」の銘柄で知られている「尾畑酒造」。社長の尾畑さんと常務の平島さんにご挨拶。平島さんは東京の出身だが、社長の娘さんと結婚して佐渡にやってきた。昔は編集マンで、"東京ウォーカー"の副編集長もしていたらしい!
佐渡には6つの酒造会社があるが、最初に酒蔵見学を始めたのが「尾畑酒造」。観光にも積極的で、社長は観光協会副会長=「アルコール共和国」副大統領でもある。もちろんお酒の品質も極上。今年5月の全国新酒鑑評会で金賞も受賞!多くの有名人もやってきている。
工場の一番端に一升瓶を洗う機械。一升瓶が熱湯で洗われてラベルもきれいにはがれる。それを消毒して再びお酒を詰める。リサイクル。僕はそのお手伝い。一升瓶のキャップや外装をはずす作業。次々に運ばれてくる一升瓶のキャップをひたすら外した。
作業途中、団体バスが何台もやってきた。酒造見学のお客さん。佐渡の観光シーズンはもう終わりだが、それでもたくさんの見学客。春や夏は大勢やってくるらしい。せっかく来てくれたお客さんに、ここでしか販売していないお酒も。お酒の種類はとても多い。また、店内では「尾畑酒造」の酒粕を使った漬物や、お酒使用のお菓子なども販売。こちらも人気。
午後もキャップ職人。色の違う瓶や汚れが激しい瓶は除いて、使えるものを再利用。社員さんは汚れが落ちているか注意深く見ながらも、すごいスピードで瓶を機械に通す。僕は瓶を渡し易いように積み上げるので腰が痛い。また、空いた箱は別の場所に運んで上に積み上げる。7段にするので落さないか緊張。力とバランス感覚が必要。ものすごい数の瓶を洗って終了。その後は、包装や箱作りなど女性のお仕事のお手伝い。
夕方、平島さんが酒蔵を案内してくれた。鹿児島・「薩摩酒造」でも見させてもらったが、あちらは焼酎。今回は日本酒。製法や酵母菌の種類が違う。杜氏さんや蔵人さんが作業。お酒の元となるお米をかき混ぜていた。酵母が育つためには、温度や湿度などの環境管理が大切杜氏さん達はこの時期、昼夜関係なくほとんど住み込みでお酒の製造にあたっている。これからの時期が一番忙しい。「薩摩酒蔵」の杜氏さんが「お酒を作るのは子供を育てるようだ」と語っていたのを思い出した。奥の蔵には大きなタンクが幾つもあり、中にはお酒。発酵しているところも見せてもらった。泡がどんどん出て来て、アルコールの香り。全てが手作業で行われている。明日、僕も杜氏さん達のお手伝いをさせてもらえることに。
今日はみなさん残業でお酒の瓶詰め。僕も夕飯を頂いた後、お手伝い。さっき洗った一升瓶にお酒が入っていく。キャップ・ラベルもつけられ、僕はできた製品を箱に詰める仕事。どんどん瓶は流れてくるので本当に忙しい。汗をかいた。でも、小さい瓶の時は比べ物にならないほど忙しいらしい。終わった後は熱湯で機械も消毒。後片付けも含め8時ごろに仕事が終わった。
今日から近くのスポーツランドに泊まることに。一泊2000円くらい。嬉しい価格だ。