・11月21日(水) 23時40分
・晴れいきなり雨
・新潟県佐渡郡真野町 「新潟県佐渡スポーツハウス」和室

<日記>

昨晩、早朝6時のフェリーに乗らなければならないというプレッシャーから、あまり眠れず。この時間はバスも走ってないので、港まで歩かないといけないし。5時前に荷物をまとめて歩き出した。ほぼ不眠。

やっと新潟港。船に乗り込む。もちろん、一番料金の安いカーフェリーの2等。6時。まだ夜が明けないうちに出航。佐渡島へと向かう。

久々のフェリー。明るくなって海が見えてきた。船に乗ると"旅"をしているという実感。海を眺めながら沖縄の頃を思い出す。9ヶ月間、長かったなぁ。あの頃は希望とやる気に満ち溢れていたなぁ%%%。あれからもう40県も回ったんだ。残すは7県、もう少しだ。

久々の船旅に心が洗われ、8:20、佐渡島・両津港に到着。土産店が並ぶ。意外と街だ。両津"市"だし。佐渡島に"市"があるとは知らなかった。"離島"というイメージがあったが、佐渡島は沖縄本島に次ぐ大きさの島らしい。慌てて10分後のバスに。「尾畑酒造」があるのは真野町。島の反対側。バスから眺める景色は、本島の田舎とあまり変わりは無かった。

真野町到着。「アルコール共和国」という文字が目に入った。町をあげてお酒のPRをしているらしい。

「真野鶴」の銘柄で知られている「尾畑酒造」。社長の尾畑さんと常務の平島さんにご挨拶。平島さんは東京の出身だが、社長の娘さんと結婚して佐渡にやってきた。昔は編集マンで、"東京ウォーカー"の副編集長もしていたらしい!

佐渡には6つの酒造会社があるが、最初に酒蔵見学を始めたのが「尾畑酒造」。観光にも積極的で、社長は観光協会副会長=「アルコール共和国」副大統領でもある。もちろんお酒の品質も極上。今年5月の全国新酒鑑評会で金賞も受賞!多くの有名人もやってきている。

工場の一番端に一升瓶を洗う機械。一升瓶が熱湯で洗われてラベルもきれいにはがれる。それを消毒して再びお酒を詰める。リサイクル。僕はそのお手伝い。一升瓶のキャップや外装をはずす作業。次々に運ばれてくる一升瓶のキャップをひたすら外した。

作業途中、団体バスが何台もやってきた。酒造見学のお客さん。佐渡の観光シーズンはもう終わりだが、それでもたくさんの見学客。春や夏は大勢やってくるらしい。せっかく来てくれたお客さんに、ここでしか販売していないお酒も。お酒の種類はとても多い。また、店内では「尾畑酒造」の酒粕を使った漬物や、お酒使用のお菓子なども販売。こちらも人気。

午後もキャップ職人。色の違う瓶や汚れが激しい瓶は除いて、使えるものを再利用。社員さんは汚れが落ちているか注意深く見ながらも、すごいスピードで瓶を機械に通す。僕は瓶を渡し易いように積み上げるので腰が痛い。また、空いた箱は別の場所に運んで上に積み上げる。7段にするので落さないか緊張。力とバランス感覚が必要。ものすごい数の瓶を洗って終了。その後は、包装や箱作りなど女性のお仕事のお手伝い。

夕方、平島さんが酒蔵を案内してくれた。鹿児島・「薩摩酒造」でも見させてもらったが、あちらは焼酎。今回は日本酒。製法や酵母菌の種類が違う。杜氏さんや蔵人さんが作業。お酒の元となるお米をかき混ぜていた。酵母が育つためには、温度や湿度などの環境管理が大切杜氏さん達はこの時期、昼夜関係なくほとんど住み込みでお酒の製造にあたっている。これからの時期が一番忙しい。「薩摩酒蔵」の杜氏さんが「お酒を作るのは子供を育てるようだ」と語っていたのを思い出した。奥の蔵には大きなタンクが幾つもあり、中にはお酒。発酵しているところも見せてもらった。泡がどんどん出て来て、アルコールの香り。全てが手作業で行われている。明日、僕も杜氏さん達のお手伝いをさせてもらえることに。

今日はみなさん残業でお酒の瓶詰め。僕も夕飯を頂いた後、お手伝い。さっき洗った一升瓶にお酒が入っていく。キャップ・ラベルもつけられ、僕はできた製品を箱に詰める仕事。どんどん瓶は流れてくるので本当に忙しい。汗をかいた。でも、小さい瓶の時は比べ物にならないほど忙しいらしい。終わった後は熱湯で機械も消毒。後片付けも含め8時ごろに仕事が終わった。

今日から近くのスポーツランドに泊まることに。一泊2000円くらい。嬉しい価格だ。


・今日の出費
フェリー代(新潟港〜両津港)=2060円
缶コーヒー=120円
バス代(両津埠頭〜真野新町)=630円
昼食(スーパー)=785円
夜食(コンビニ)=220円
計 3815円
・今日の収入
なし
残金 22175円
・今日の収穫
お酒(クールボトル)、カツ丼=尾畑さんから

・出会った人
尾畑俊一、「尾畑酒造」社長、真野町「アルコール共和国」副大統領
平島健、「尾畑酒造」常務
「尾畑酒造」のみなさん
・今日の金ちゃん
金三、初めての船旅。


<「尾畑酒造」PR>

http://www.manotsuru.com/

〒952-0318
新潟県佐渡郡真野町新町449 tel. 0259-55-3171

[酒蔵見学]
年中無休 見学無料
8:00〜17:00(冬季%9:00〜16:00)

Pb210116 「真野鶴」の銘柄で知られる、佐渡の「尾畑酒造」。

Pb210119 たくさんの種類のお酒があり、蔵見学・試飲・購入できます。

Pb210120 佐渡に来た時には、是非「アルコール共和国・尾畑酒造」へ!

佐渡銘酒「真野鶴」の銘柄で知られる「尾畑酒造」。明治25年創業の歴史ある蔵元。5月の新酒鑑評会では金賞も受賞!他にも数多くの賞を受賞。佐渡は、米処・新潟の中でも特にお酒の名産地。きれいな水と良質の米から作られる酒は極上品。酒造見学の受け入れにも積極的で、佐渡観光の一名所にもなっている。銘柄も豊富で、来訪者のみ買えるお酒も。自家製の漬物や佐渡産の新米コシヒカリなども取り扱っている。通信販売も。社長は真野町「アルコール共和国」の副大統領。

Pb210009 まだ暗いうちに新潟港を出航。

Pb210047 船の上で迎える日の出。

Pb210049 船に乗るとこの格好をしたくなるのは何故だろう?寝てないのに。先に見えるは佐渡島。

Pb210073 両津港に到着。佐渡島上陸だ。

Pb210081 バスの中から見た、佐渡島の風景。

Pb210091 真野町は「アルコール共和国」。

Pb210095 一升瓶を洗う機械にかける社員さん。ちゃんと汚れもラベルも取れる。

Pb210098 僕はひたすらキャップを外す。外す。外す。

Pb210112 酒造見学に積極的な「尾畑酒造」。お酒が出来る工程です。

Pb210123 酒粕を使ったお漬物も販売しています。

Pb210126 洗う前の一升瓶を運ぶ。運ぶ。運ぶ。

Pb210132 使い終わったから箱を積む。積む。積む。

Pb210141 杜氏さんや蔵人さんが昼夜関係なく、時々こうしてお米の温度を調節。

Pb210144 発酵してお酒ができています。

Pb210146 右から、社長・僕・たぬき・平島さん。

Pb210149 お酒の瓶詰め作業。サングラスはタモリの真似ではなく、瓶に光を通して製品の品質チェック。大忙し。

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