・11月11日(日) 翌日の07時20分
・快晴!
・群馬県利根郡新治村たくみの里 ペンション「ポミエ」の一室

<日記>

昨晩、携帯から日記を送ろうとしたが、なんども途中で回線が途切れてやり直し。自腹の携帯代も無駄。気が狂いそう。3時ごろまで粘っていたが、そのまま意識を失う。

だが、5時前起床。ペンション「ポミエ」に泊まっているお客さんの朝食が早いため。とりあえず眠気は寒さで吹っ飛ぶ。奥さんとペンションへ。既に河合さんは調理。僕はテーブルに食器の準備、そして、できた料理を次々と並べる。47人なので、全てのテーブルがいっぱいに。旅の中で、自分でも配膳は慣れたなと思う。

朝焼けがきれい。外に出ると一面に霜!氷も張ってる。ついにそんな季節になってしまった。7時前、お客さんの食事。バラバラなので僕は終えた席の食器を次々に下げる。8時過ぎ、全てのお客さんの食事が終わり、僕らも朝食。朝から働くと美味しい。

目の前はりんご売り場。奥さんが発送用のりんごの準備。と、そこにお客さんが次々に。僕も試食。やっぱりすごく美味しい!我が家も元りんご農家だったが本気でうまい!隣にりんご園があり、りんご狩りが可能。試食したお客さんが、急遽やっていくことに。河合さんは、何種類ものりんごを栽培。収穫時期が異なるので、いつでもその時期に適したりんごを狩ることができる。お客さん、とても楽しそう。お持ち帰りは1kg=500円!それ以外にも、ふらっと来てりんごを買っていくお客さんが多い。一袋=500円!安い!サービスもたっぷり!

僕は、下に落ちているりんごを拾う仕事。その方が見た目もいいし、落ちたりんごはジュース用に用いられる。一つの区画だけで、箱3杯のりんごを拾った。汗かいた。

河合さん(たくみの郷)はそば屋「長寿庵」も経営。そこでもりんごを販売。僕はそこまで車でりんごを配達。「長寿庵」は「たくみの郷」の中心部にあり、近くに体験工房が集中。その観光客の数に驚いた。駐車場は車で満杯!毎週末、こんな感じらしい。ここまですごい観光地だとは思わなかった。「長寿庵」も繁盛。

「ポミエ」は少し離れているが、やはりお客が絶えない。りんご目当てに来る人や食事しに来る方など。また、向かいには河合さんが営む「竹細工の家」。「たくみの里」内でも屈指の人気工房。

僕はペンションの掃除。昨日使った布団を片づける。僕はただ一人男なので、パワー系の仕事。布団を2階からまとめて降ろす。

お昼時になり、「ポミエ」店内は食事のお客さんで一気に満席!僕も料理補助・フロアーと何でもこなす。本気で忙しい!他の従業員はずっと調理場にこもって料理を続ける。しばらくはレストラン業務に従事。ここでもそばがオススメ。

河合さんに呼ばれ「竹細工の家」へ。こちらも満員御礼。ちょうど、作成体験が始まる時で、僕も一部始終を見せてもらった。大人は一列に並んでの一輪挿し、子供は紙鉄砲やなどのおもちゃを作成。懐かしい。河合さん、とても器用。河合さんがナイフの使い方から懇切丁寧に指導。みんな、思い思いの形に作成。失敗したら河合さんがフォロー。子供にも極力自分で作らせる。そして両者とも完成!紙鉄砲に子供、感激。大人は更に竹とんぼにも挑戦。

「竹細工の家」には、河合さんが作った竹細工が販売。ざるやかごなど、本当に使えるものばかり。昔懐かしいおもちゃなども。しかし、どれをとっても見事な出来栄え!

りんご販売やレストランの仕事を手伝っていたが、時間をもらい「たくみの里」の他の場所も原付を借りて見学!相変わらず中心部は人で賑わう。"石画"や"ガラス"等、いくつかの体験工房を見学。足を伸ばして、一番遠い"わら細工"まで行ってきた。どの家も、それぞれ特色ある体験ができて面白そう。

この辺りには"野仏"といわれる小さな道祖神のようなものが点在していて、それを回る"野仏巡り"も観光コース。また、高い位置から見下ろす新治村は、紅葉がきれいだった。

「ポミエ」に戻ると、従業員が総出でりんご切り。さっき、僕が拾ったりんごの傷ついている部分を切り落とし、きれいな部分をジュース用にする。みんなでひたすらりんごと格闘。寒くなってきた。でも、みんなでやるので手早く終わる。明日、農協の施設へ持って行く。

ここで今日のお仕事終了!皆さんとお茶を飲みながら談笑。新治村は、みんな明るくて楽しい人たちばかりだ。

夕食に連れていってもらった。河合さんはもともと農家の生まれで同時に建築業もしていた。16年前、「たくみの里」ができるのと同時に「竹細工の家」を開き、会社を興して今のお仕事。竹細工も、最初は他の職人さんがいたのだが、その方が他界したため、趣味でやっていた河合さんが御自身ですることに。でも、その腕はもはや完全に"職人"だ。

リンゴ園の経営などを見ると、やはり普通の農家とは目の付け所が違う。お客さんへの気配りや厚いサービスなど。やはり、昔、会社を営んでいた経験があるからだろう。次は、やはり体験ができる漬物工場を建てる予定だという。こうした施設は、今、日本に一軒しかない。

ちょっとドライブ。新治村には猿ヶ京・湯宿・奥平など湯処がたくさん。「たくみの里」で工芸体験して、温泉でゆっくり休む。確かに、良い観光地だ。色々見て来て、全国の大きい箱物観光施設は軒並み経営が苦しい様子。だけど「たくみの里」は入場料をとらないし、全ての工房が1000円程で体験できるというのがすごい。今日は本当にお客さんの数に驚かされた。観光地のいくつかの賞もとっているらしい。

今夜はペンションの一室に泊めてもらった。一日で本当にたくさんの仕事や体験をしていた為、ずっと気を張れていたが、横になった瞬間に意識が消えた。


・今日の出費 なし!

・今日の収入 なし
残金 20977円
・今日の収穫 手作りアップルパイ=お客さんから

・出会った人 「たくみの郷」従業員さんたくさん
・今日の金ちゃん 相変わらず袋に入ったまま


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Pb110043 見よ!この見事になった禁断の果実を!

Pb110058 こちらがペンション「ポミエ」。「ポミエ」とは「りんごの木」という意味。

Pb110061 入口付近のそば屋「長寿庵」も「たくみの郷」のお店。りんごも販売。

Pb110068 りんごの実を直接搾った、果汁100%のりんごジュースも好評!

Pb110076 いろんな種類のりんごを買えるだけでなく、自分の手で狩れます。

Pb110122 ペンション「ポミエ」・「たくみの郷」のみなさん。おもろい人ばかりです。

http://www5.ocn.ne.jp/~pomie273/

〒379-1417 群馬県利根郡新治村たくみの里273
tel.0278-64-0005

「たくみの里」内で唯一の宿泊施設。暖かい木造りのロッジ。お風呂もジャグジーに岩風呂と贅沢!昼間はそばが美味しい食堂として営業。野外バーベキューも。すぐ隣には「りんごの家」が併設。数種類のりんごを食し、りんご狩りができます!しかも、すごく美味しい!全国に産地直送販売も受付中!アップルパイやジュースも自分の手で作れます。
その他、農業体験・貸農園・田舎の生活を体験する"田舎体験の家"なども。また、そば処「長寿庵」・向かいの「竹細工の家」も【(有)たくみの郷】の運営。
「たくみの里」の真ん中で全てを体験できる施設です!

<新治村「たくみの里」PR>

http://www.ame.ne.jp/niiharu/

新治村が村おこしで16年前に始めた観光地。大きな箱物施設ではなく、竹細工やわら細工・ガラス細工に陶芸など、その道の職人(たくみ)が営む体験工房が点在。しかも、およそ1000円程度の金額でそれらを学んで体験することができる。現在は23の工房。見るだけでも楽しい。見学は無料!

Pb110010 まだ暗いうちから、ペンションの朝食の準備。眠気は寒さでふっとぶ。

Pb110032 目の前は「りんごの家」。発送の準備をする河合さんの奥さん。

Pb110047 子供もはしゃいでりんご狩り。

Pb110056 見事なりんごがずらりとなっている。

Pb110067 河合さんにりんごの"もぎ方"を教わる。

Pb110074 その他、手作りアップルパイ教室など。お客さんからアップルパイを分けてもらった!

Pb110080 お客さんが絶えない「りんごの家」と「ポミエ」。

Pb110084 「竹細工の家」。子供のように目を輝かせて"一輪挿し"を作る大人。

Pb110089 子供のように目を輝かせて"紙鉄砲"を作る子供。ナイフの安全な使い方も指導。

Pb110104 こんなにたくさんの種類のりんごを生産・販売しています。

Pb110106 「たくみの里」には、その他、様々な職人の家。こちらは「わら細工の家」。

Pb110113 「石画の家」。石にネコの絵。おもしろそう。

Pb110117 その他、「ガラス細工」や「陶芸」・「盆栽」など、たくさんの職人の技を見学・体験できます。

Pb110119 と、帰ってジュース用のりんごの準備。

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