
<日記> 昨日も半日寝て、少し風邪の具合が良くなった。早く出発しなくては。午前中は、ともかく日記を書いた。 金一が亡くなってから丸一週間が経った。これからの旅は、僕一人でやっていこうと思っていた。いきたいと思っていた。実際、金魚持って歩くの本当に動きづらいし、重いし、邪魔だし、恥ずかしいし、乗り物に乗る時には神経も使うし。あまり日記には書ききれなかったけど。 だけど、やっぱり「この旅には金魚のお伴が必要だ!」と無理矢理思い直し、若干(?)周りからのプレッシャーにも押されたこともあって、"金一の意志を受け継ぐ者"を求めることにした。そう、二代目金魚だ! ということで、午後から近くの金魚専門店へ。実は、金一ともこのお店で出会ったのだ。あれはそう、2月の寒い寒い夜のことだった。思い出すと、ちょっぴりセンチメンタルな気分になる。金魚屋のおっちゃんは僕のことを覚えていた。金一を購入する際、「金魚を連れて日本縦断するので、丈夫なやつ、下さい」とお願いしたからだ。そんな客、他にはいないだろう。理由は分からないが、「だったらこれがいいよ」と言われ、ほぼ、おっちゃんの独断で選ばれたのが金一だった。 2代目は、金一とは別の種類が良いと思い、おっちゃんに相談。すると、「和金は動き回るからあっという間に酸素を消費するし、他のでいうとこれだな」と勧められたのは、"丹頂オランダ"という全身が白くて頭だけ赤い種類のもの。その、ちょっとエレガントな雰囲気と、金魚らしくない色合いに惹かれ、即決。 おっちゃんが、すかさず一匹を網ですくった。おっちゃんは自信満々でその一匹を勧める。またしてもおっちゃんの独断で、2代目が決定。500円也。 命名する前に、雌雄を尋ねた。だけど、金魚屋さんも♂♀の区別がつかないらしくどっちだか分からない。となったら、つける名前はこれしかない。『金二』、おまえは『金二』だ!! せっかくなので水草も購入。金二は、金一同様、酸素の詰まったビニール袋に入れられて僕の手元に。よろしく、金二。 帰宅途中、友人から誘われたため、金二をビニール袋に入ったそのままに、家に置いてちょっとだけ飲みに出かけた。こうした態度が、金一を死なせてしまった原因なのだろうか%%%。友人とは、高校時代の仲間の矢野君。長野でも会った。おごってもらった。 残り12県。新たな相棒を手に入れ、これから冬を迎える北へと向かう。これからは寒さとの闘いになりそうだ。もう野宿は出来ないだろう。それに、年内にゴールできるか心配。 ・今日の出費 ・出会った人 ・今日の出来事 Pa280143 袋に入った"丹頂オランダ"。 Pa280150 そして、名前は『金二』に決定!よろしく、金二。 |
Pa280131 店内は当然、金魚でいっぱい。金一ともここで出会った。 Pa280132 おっちゃんに勧められた"丹頂オランダ"。エレガントじゃない? Pa280135 これが、金一と同じ仲間達"琉金"です。強さは金一で実証済み。 Pa280139 これからの相棒を選別する僕。 Pa280137 が、おっちゃんの網加減で、さくっと決定! Pa280141 家に持って帰り、まじまじと眺める。これからはおまえと一緒だ、がんばってくれ! |
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