・10月6日(土) 翌日の12時46分
・晴れ
・横浜市 西区 大学時代の友人 桜井君宅

<日記>

9時前、横浜スタジアム。『ヤクルトvs横浜』戦。ヤクルトのリーグ優勝が懸かった試合。既にファンが大勢、スタジアムの前に並んでいた。明らかに普通の試合とは違う。

そんな中、僕は一人、観戦ではなくバイトのお願い。まずは昨日と同じ、球場の代表番号に電話。担当者の方が10時過ぎに出社するので待つ。当日券の販売も始まり、どんどん人が集まってくる。ダフ屋も多い。

10時。再度TEL。しかし、選手の肖像権かなんかの問題で、写真を撮るのは難しかったり、逆にお金が必要になったりする、ような説明を受けた。う〜ん、それは困った。いずれにしろ、直接話さないと始まらないので、もうしばらく待つ。球場前の列はどんどん長くなっていく。いいなぁ、みんな。試合見れて。でも、意外なことに、内外野ともまだ当日券が売られていた。しかもヤクルト側。こんな大一番、あっという間に売り切れるかと思ってたのに。

11時。受付を通って球場内へ。緊迫した空気。さすがに大事な一戦だけある。事務所に案内され、販売部の田丸さんが来てくれた。すごく親切に話を聞いてくれたが、やっぱり警備上の問題もあるし、これだけ重要な一戦でみんなバタバタ。ベイスターズの優勝が懸かった試合だったらまだしも、相手側のヤクルトで、いきなり大一番の試合になってしまったため、余計に準備が忙しかったらしい。販売スタッフも急に集めて来たので、僕が一人だけ入っても説明する人がいないし、"球場"と"球団"は組織が違うため、やっぱり肖像権などの面からも難しい、と説明された。

大一番だから一人でも人手が必要なんじゃないかと期待していたが、むしろ、大一番ゆえに難しかった。急すぎたし。ネタ的にも最高だと思ってたけど。でも仕方ない。

再び受付を通って外に戻ろうとしたら、ちょうどヤクルトの選手団が入ってきた!いきなりだったので、びっくり。他にも、球団関係者やマスコミ、テレビで良く見る解説者達が次々に中に入って行った。やっぱり、今日は大一番。

"スタッフの一人として優勝の感動を味わう"というもくろみが外れ、他の仕事を考えることに。でも、ヤクルトの選手を間近で見たり、緊迫した空気を肌で感じてたら、ここから離れるのがとってもとっても惜しくなってしまった。こんな試合、観れるチャンス、滅多にない!ということで、普通に観戦することに!ジャイアンツファンだけど。

急遽、大学時代の友達の小関君を呼び寄せた。ドラゴンズファンだけど。ヤクルト側の外野自由席は売り切れてしまったが、内野自由席を購入。それでも、まだ席が空いていたとは意外。球場の周りは長蛇の列で二重、三重になって並んでいるのに。

12時、開場。僕らは3塁側内野スタンドへ。そこから2時間、試合が始まるのを待った。グラウンドでは選手が練習。そういえば、沖縄の宜野湾でベイスターズのキャンプ見たっけ。ジャイアンツファンだけど。

一応、横浜在住の友人数人に仕事探し、特に中華街関係で依頼。他力本願。

2時、プレイボール。僕らもヤクルトの応援をしたが、応援歌が分からずに戸惑う。でも、初回、いきなりの先制点!スタンドは盛り上がり、今日こそは優勝を決めてくれるんじゃないかと期待が膨らむ。が、その裏、ピッチャーが不調ですぐに同点。次回には3点も取られてムードが悪くなる。その後、両チームとも0行進が続いたが、毎回のようにランナーを出され、内容的には圧倒的に横浜ペース。ヤクルトは非常に淡白な攻撃が続く。回が進むにつれて、3塁側スタンドに「今日も駄目か」みたいな雰囲気が漂い始めた。今日、優勝が決まらないと、僕らは何のために試合を見に来たのか分からない。ヤクルトファンじゃないけど。

しかし、8回表、久々にランナーが溜まりバッターはペタジーニ。ここで一発出れば同点、と思っていたら本当に出た!目の覚めるような当たりで3ラン!スタンドは一気にヒートアップ。名物のビニール傘が広げられ、全員総立ちで大興奮!僕らも思いっきり盛り上がった。ヤクルトファンじゃないけど。

そして試合は延長戦へ。10回表、ランナーが3塁にいるところで、なんと相手投手が暴投!思わぬ形で勝ち越し点が入り、狂喜乱舞。更に古田のタイムリーで1点を追加して、優勝を確信。裏、緊張しながら試合を見つめる。そして、最後は高津が締めて、6−4でヤクルトが4年ぶりの優勝!紙テープが飛び交って紙吹雪が舞う。みんな、叫びながらフェンス際まで詰め寄る。そして、若松監督の胴上げ!初めて目の前で見た。超感動!この瞬間だけ、ヤクルトファンになる。

その後、優勝インタビューや選手のパフォーマンス。帰るお客さんはほとんどいなかった。みんな、ずっとビニール傘片手に歌ったり踊ったりしていたが、ライトが暗くなってしまい、しぶしぶ帰り始めた。しかし球場の外では、応援旗を持ったファンが集まっていまだ大騒ぎ。

もっと感動を味わっていたかったが、やっぱり仕事を探さないと、という気分になり、小関君と別れる。仕事探しを頼んでおいた友達に電話するが無理だった。やっぱり自分で探さないと。昨日、遅すぎて駄目だったお店の本社に電話をするが、やはり駄目。もう一軒当たるが、忙しくて駄目。ダメダメだ。その後も中華街をさまよい歩くが、今日は3連休の初日だけあってすごい混雑。話せそうな雰囲気の店が見つからない。お腹が空いてきたので、路地裏の小さなお店で一人夕食。ダメ元で、この店のおばちゃんにも話を持ち掛けてみたが、中国人で話が通じない。大学時代、中国語を習っていたけど仕事のお願いができるほどの力はない。もっと、勉強しとけば良かった。

結局、今日も仕事は見つからず。これだけ動いたのに見つからないとは%%%。もう、中華街は辞めよう。でも、久々に心の底からおもいっきり感動できた一日だった。


・今日の出費
電車代(横浜〜関内)=130円
缶コーヒー=120円
野球観戦チケット代(ヤクルトvs横浜)=2500円
たこ焼=450円
夕食(定食)=800円
電車代(関内〜横浜)=130円
ジュース=105円
計 4235円
・今日の収入
なし
残金 48354円
・今日の収穫
ビール、小関君のおごり

・出会った人
田丸滋、「横浜スタジアム」販売部 次長
小関紘一郎、大学時代の友達
中華街のいろんな人たち

・今日の金ちゃん
分からない


Pa060132 若松監督の優勝インタビュー。超感動!

Pa060134 選手が帰っても興奮覚めやらぬスタンド。


Pa060148 「ヤクルト」製品がたくさんぶら下がっているビニール傘!すごい・・・。

Pa060007 朝一番に横浜スタジアムへ。今日はヤクルトの優勝が懸かった大事な一戦!

Pa060026 販売部の田丸さん。お忙しい中、時間を作ってくれたが、バイトには結びつかず。


Pa060052 つい、お客さんとして見ることにしちゃいました!お金も結構余裕あるし。

Pa060056 スタジアム内の売店。本当はここで仕事しているつもりだったのに。

Pa060061 試合前のヤクルトの選手の練習風景。結構、リラックスムード。

Pa060074 初回、いきなり先制点が入って盛り上がるヤクルトファン。雨は降ってない。


Pa060086 野球を見るのなんて超久しぶり!しかも、こんな大一番を見るのは初めて!

Pa060096 ヤクルトを応援しているジャイアンツファンとドラゴンズファン。

Pa060100 ビールを販売しているお姉さん。本当は一緒に仕事しているつもりだったのに。


Pa060116 リーグ優勝決定!選手達がマウンドに駆け寄る。

Pa060119 紙テープが飛び交い、紙吹雪が舞い上がる!ドラゴンズファンも今日だけヤクルトファンになる。

Pa060122 ジャイアンツファンも満面の笑み。

Pa060124 試合終了後、ファンに挨拶にやってくるヤクルトの選手達。優勝、おめでとう!

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